のまねこと商標登録と特許と….

なにやら、O-ZONEののまねこで一騒動あったようだ。avexは、結局、2chの管理人西村氏の言うことに反論出来なかったらしく、こんな発表をしている

「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。

らしい。でも腑に落ちないことも書いてある。

と、発表しようと思っていた矢先、本日未明、2ちゃんねるにエイベックス社員に対する殺人予告が載せられました。「のまネコ」問題が取りざたされるようになってから、今までも、一部の心ない方から嫌がらせまがいのことが私たち及び関係者に対して行われてきましたが、善意のファンや一般消費者の方々の声を真摯にうかがおうと思い、特段の措置はとりませんでした。しかし、今回のものは明らかに不法かつ著しく反社会的であって到底見過ごすことができるものではないので、警察に被害届けを出すことにしました。

自分たちも被害者です….とアピールしたいのもミエミエだし、2ch見てると、その書き込みって、深夜の1:00頃のお話。なんか、段取りよくないですか? 怪しいですよ。普通、公表文まとめるのって、大企業って案外時間かかるはずなんです。


もとは、この歌って、Flashから出てきたモノ。しかも、いつものように著作権を無視したものから(笑) それを商品化したいです。しましただけで終わらせれば、誰も怒らないワケで、そこから何かしらもっと利益得ようと目論んだワケで、目の前のカネに目が眩んだんですな。avexは。
買ってくれる人の大半はネットユーザーなワケで、avexは、よくわかってなかったんですな。きっと。まぁ、今の社長馬鹿みたいだから、相手すること自体間違いなワケで。
最近は、浜崎あゆみも低迷してるし、CD売り上げ全体が落ちてきている世の中で、iTMSに参加した姿勢は評価できるものの、結局のところ、やっぱり、avexは、頭悪くて使えないっていうイメージが広がったよね。
それに似たような問題と言えば、もう一つ興味深い判決が出ている。ジャストシステムのリリース

<判決の内容>
1.原判決を取り消す
2.被控訴人の請求をいずれも棄却する
3.訴訟費用は、第1,2審とも被控訴人の負担とする

予想どおりジャストシステム勝訴。つーか、こんな裁判自体無意味ですよ。松下さん。
誰の目にも今の一太郎の売れ行きの低さは明らかで、裁判に勝ったとしても松下としてはちょっとお金もうけできるかなーという程度。もっとも、こんなくだらない内容の特許認める方も方だけどさ。
なんかこんな話ばっかってのも不毛だよなぁ。まぁ、とりあえず、avexは嫌う方向で、ジャストシステムは支援する方向で….(笑
著作権主張ばっかするおじいちゃんたち、そろそろなんとかならんもんかねぇ。うざくて仕方ないんですけど。音楽もね、iTMSとか流行ってるけど、曲が売れてもアーティストに入る収入はごくわずか。大半は、レコード会社だったり、テレビ局傘下の著作権管理会社がもってっちゃう。
売れるためには、そんなおじいちゃんたちに自分の価値を認めさせないといけないワケで、極論言えば、体も売らないとならないワケだから、大変なんだなぁ…とも思う。資本主義社会は、やっぱそんなもんなんだろうかねぇ。
iTMSって、インディーズも受け入れる土壌があってアーティスト個人とかでも契約できるみたいなんだよね。海外だと、実績があるみたい。考え方転換して、自分が作る著作物について、個人事業主か自分で会社設立してそこで管理するようにして、iTMSと契約すれば、もっと良い音楽が出来るんじゃないかなーとも思う。もっとも、なかなか利益あがるようになるためには、時間を要するだろうけど。
今は嗜好が多様化していて、「ヒット」と呼べるものはなくなってる。だから、なんかチャンスあるようにも思うこのごろ。

投稿者

SAP認定テクニカルコンサルタント(Basis)、AWS認定12冠、情報処理安全確保支援士(SC)、情報処理技術者資(ST/SA/PM/NW/DB/SM/AU/SU/SG/AP/FE/IP)
Swift/Kotlin愛好会、SORACOM UG Tokyo、AWS IoT専門支部の3つのコミュニティ運営、AWS Community Builder の一員としても活動。
フィギュアスケート観戦、クラシックや吹奏楽鑑賞、アイドル、アニメ、声優など興味の対象は幅広いです。

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